Sherlock Holmes Nemesis|日本語翻訳2【Steam】美術館から一夜あけるまで

Sherlock Holmes Nemesisの日本語パッチが当たらないので、文字起こししました。
自分翻訳と、有志翻訳作業所にある翻訳済みを使わせていただいてます。
ゲームをやりながら修正していくと思います。
基本話言葉は、ホームズ→ホ|、ワトソン→ワ|をカタカナの先頭文字で表記。
チェックした時のコメントはゲームをやりながら必要そう?と思ったのを書いています。


【美術館内:ホームズ操作】
入り口付近「Fragile」と書かれてる木箱をクリック

ワ|「割れ物注意」中国陶磁器だろうか?

ホ|興味深い大きさの木箱だ、ワトソン君。幅が2m、高さと奥行きが1m。

【入り口の受付の男性と会話(受と表示)】

受|こんにちは、国立美術館へようこそ。現在当館にご来場はお客様のみでございます。ガイド付きツアーの最少人数は…

ホ|我々は客ではないのだ。私はシャーロック・ホームズ。彼は友人のドクター・ワトソン。

受|シャーロック・ホームズ、ってあの有名な探偵の?

ホ|そうだ。ところで今日ここに泥棒が入ると予告があってね。

受|泥棒ですか?

ホ|まだ分からないが、おそらくそうだろう。先ほどスコットランドヤードのレストレード警部に連絡をしている。もうじき来るだろう。そうゆう理由で先に僕たちが捜査する。
それで、ここのどの絵画が狙われてるのかまだわからないのだ。手掛かりはあるので、君のような専門家に少し質問をしたいのだが。

受|あぁ…もちろんです。ですが…私は3日前に働きだしたばかりなのです。まだ見習いで、事務をしています。

【右上、質問選択肢「Directer(支配人)」】

ホ|あそこにいる2人のうち、ご年配の方はここの支配人かな?

受|はい、ポインターさんです。私より頼りになりますよ。でも、今は取り込み中のようですね。

【場面変わり2人の男、ポインター➡ポ、青い帽子➡青】

青|しかし、その展示場所ではダメなのだ!作品のテーマは光と色と賛美だ。こんな暗いところに展示などできん!

ポ|どうかご理解ください。エントランスホールは展示中です。照明を追加いたしましょうか?

青|それなら、天井いっぱいに設置しろ。ガスではなく、オイルランタンだ。鏡も置いて反射した明かりで作品のコントラストもはっきりするだろう。

ポ|承知いたしました。

青|それでもやはり、私の作品はメインフロアの展示がふさわしい。

ポ|しかし展示場は埋まっています。それぞれにテーマもありますし。モダニズムが多すぎる…

青|モダニズムが多いだと!モダニズムは存在しないのだ!芸術だけが存在する!芸術は不朽であるのだ!

ポ|そうですな、続きはオフィスで話しましょう。


【ホームズ操作に戻る、右上のLedger(美術品目録)を選択】

ホ|ところで、美術品の目録はあるかな?

受|はい、今朝ポインターさんから受け取りました、でも…失くしてしまったんです。
自分が事務員失格なのはわかっています。でも、ツアーガイドの途中で美術品が大量に届いて…

ホ|消えた美術品目録。ワトソン君、どうする?
ええっと、お名前は…?

受|パリノアです。

【ここから受|を➡パリ|に変更】

ホ|パリノア君、私たちが目録を探してこよう。ガイドの最中に失くしたのなら、館内のどこかにあるはずだ。見つけたら戻ってくるよ。支配人には話さないように。

パリ|わかりました、本当にありがとうございます。私はここで待っています。

【右上の項目にBlueprint(見取り図)が追加されてる、クリック】

ホ|すまないが、建物の見取り図はあるかな?

パリ|あー...はい...ええと...どこだっけ?あぁ、あった!ここだ!

【右上のGood-byeをクリック】

ホ|それでは、パリノア君

【ホームズを操作、館内を調べる。右クリックでMAPを開き、上の右(National Gallery of Painting)をクリックすると美術館の見取り図が開く。下部のentranceがパリノアがいる入り口】
【@はクリックした際にでてくるコメント】

@directer と書かれた部屋は支配人の部屋「今取り込み中です」と返事くる

@植物 ホ|さっきの画家は変わった人だね。植物にあたるとは!

【絵画の部屋に入ると壁にスパニッシュ~とか書いてある。基本スペイン、ドイツみたいに国ごとに分けられている。
The Spanish painters' gallery. ➡ スペインの画家のギャラリー
English painters' hall. ➡ イギリスの画家のホール
Dutch gallery. ➡ オランダの画家のギャラリー
The Flemish artists are found here. ➡ フランドル芸術はこちら
The gallery of Italian works. ➡ イタリアの作品
German gallery. ➡ ドイツのギャラリー
French painters' gallery. ➡ フランスの絵画のギャラリー
全ての絵はクリックすると絵の歴史やうんちくなどのホームズの反応が出てくる。】
【実際の絵のヴァーチャルミュージアムになっているので、検索すればすべての絵のことわかります】

【どこかで美術品目録が見つかりますので、クリック】

ホ|これだな。何百もの美術品が速記で書かれている。返しに行こう。

【目録をパリノアに持っていく】

パリ|なんでしょう、ホームズさん

【右上にledgerという項目があるのでクリック】

ホ|君の目録だ。

パリ|見つけてくれたんですね!本当にありがとうございます!ポインターさんには何も?

ホ|安心したまえ。ところで君は速記文字は読めるかね?

パリ|国やテーマはわかりますが、展示場所まではわかりかねます。

ホ|よろしい。トラファルガーの戦いの絵画を探しているのだが。

パリ|具体的に何が描かれていますか?

ホ|詩によればおそらく…

【ここで、「トラファルガーの戦いの絵画には何が描かれているのか?」という問題がでます。
答えが正しいとパリノアの「なんでしょう、ホームズさん」の台詞と共に右上にboatの項目が増えるので、クリック】
【答えは、boatでもshipでも可】

ホ|船だ。船の船長はネルソン提督で、犯人はそれを「座礁」させたい。船にはフランス語の名前が付けられてる。

パリ|えぇっと…心当たりがあります!とても有名な絵の、ターナー作「戦艦テメレール」です。ターナーは絵画の技術を完成した人物で、我が英国で最も美しい不朽の名作ですよ。
戦艦テメレールは、トラファルガーの戦いで勝利を収めました。旗艦に乗っていたのは……

ホ|勝利、と言ったかね?

パリ|はい、ネルソン提督が乗っていました。旗艦は特別な戦績を挙げたようです。どのような絵かはわかりませんが……

【右上にThe Fighting Temeraire(戦艦テメレール)の選択肢が出るのでクリック】

ホ|その絵画はどこにあるのかね?

パリ|う、うぅん…わかりません。イギリス絵画のコーナーにあるでしょう。

【右上のgood-byeをクリック】

ホ|ありがとうパリノア君。きたまえ、ワトソン君。絵画を見に行こうじゃないか。

【イギリスのコーナーへ行き、帆船の描かれた海戦の絵を探す】
【場所:壁紙が赤い長方形の部屋。大きくなく夕焼け?と2隻ほど描かれた地味な絵】

【正解の絵を選ぶとムービー】

ホ|「戦艦テメレール」 素晴らしいじゃないか!どう思う?

ワ|確かに素晴らしい、この絵には際立った品格があるね。

ホ|この絵画が壁にかかっている限り、挑戦状は単なる手紙だ。
いたずらかもしれないがね。まぁ、今夜わかることだ。

ワ|支配人に警告をしなくては、ホームズ!

ホ|そうしよう、ワトソン君

【ホームズ操作に戻る:緑の壁紙の隣の部屋、ナポレオンの肖像の横奥の大きな絵を調べるとイベント】

ホ|ワトソン君、早くきたまえ!

ワ|なんだい、ホームズ?何か見つけたのかい?

ホ|私の大叔父、ホラース・ヴェルネの絵だ。ここにあったのか。ルパンが手紙で書いていた祖先は彼のことだ。すごい才能じゃないか?

ワ|誰のことだい?ルパンの?

ホ|違う、ヴェルネだよ。ルパンもそうだが、分野が違う。

【directer(支配人)と書かれた部屋に向かう。部屋の扉をクリックでムービー。】

ポ|これで準備万端です。

青|この作品は私の最高傑作にになるだろう!

パリ|支配人、目録の作成が終了しました。あ、こちらは偉大なる名探偵シャーロック・ホームズさんとご友人のワトソン先生です。

ポ|国立美術館にようこそいらっしゃいました。プライベートで鑑賞にいらっしゃったのですか?

ホ|残念ながら、そうではありません。

ポ|なんと!

青|芸術の話が終わったのなら、失礼する、ムッシュ。それでは。見送りは結構だ。

【青い帽子の男性、帰る】

ポ|長いことお待たせしてしまいましたか?

ホ|急用はパリノア君が対応してくれた。先ほどの方は?

ポ|フランスの画家、ホラス・ヴェルモントさんです。彼の推薦状が、パリのサロンから届いたのです。

ホ|フランス人?ワトソン君、見てきてくれ。

【ワトソン、歩いてるムービー】

ポ|彼は前衛画家でして、現代美術を売り込みに来たのです。自分の作品を寄付すると約束してくれましたよ。

ホ|レストレード警部、いいところに!ワトソン君、どうだった?

ワ|いなかったよ!

ホ|支配人、こちらはスコットランドヤードのレストレード警部。警部、美術館支配人のポインターさんと助手のパリノア君だ。
レストレード警部、さっそく入口を封鎖し誰も入れないよう警備にあたってほしい。支配人よろしいですね?

ポ|いや、しかし…

ホ|理由をお話いたしましょう。

ホ|今朝、この手紙を受け取りました。要約すると「今夜、戦艦テメレールを盗む」と書かれています。

ポ|は?

レ|やれやれ!いたずらに決まっている。

ホ|かもしれない。だが、手紙が本物なら送り主はアルセーヌ・ルパンだ!

レ|アルセーヌ・ルパン!?

ポ|アルセーヌ・ルパン!?

パリ|アーセナル…ロー…誰です?

ホ|アルセーヌ・ルパン、世界中で指名手配されている怪盗だ。警部、ぐずぐずしている時間はないぞ。

レ|うむ…確かに。「ブツ」を銀行やヤードで鍵をかけて預かるか?

ポ|不適切な環境で、絵画を「ブツ」と呼ぶ人に任せられませんな。

ホ|貴重な絵画を傷つけるようなことがあってはならない。警部、支配人と館内を回って出入り口をチェックして今夜2人の警官を警備に当ててくれ。

ホ|支配人、今すぐ他の誰も入れないよう閉館するのだ。

ポ|必要でしたら。

レ|君はどうする?

ホ|家で寝ているよ。万一ありえないことが起きたなら、僕が到着するまで何も触れずに保存しておいてくれ。では行こう、ワトソン君。

ポ|警部、私は仕事が山積みです。警部はその道の専門家ですから、おひとりで回られた方がよいでしょう。ここに館内全ての鍵がございます。何かあればオフィスにおります。

【画面変わり、レストレードがエントランスに一人でいるシーンに】

レ|ネズミの穴まで、ルパンが侵入可能な経路を調べるぞ!

【レストレード操作、経路を捜査する】

正面玄関:こじ開けるには大砲が必要だな。部下にも監視させるし、大丈夫だ。

緑壁紙の部屋の扉:いや、出口には通じてない、問題ないな。

鍵で入る工房:はは!ここは侵入経路になりそうだ!しかし、ここから侵入するのは至難の業だ。部下を一人配置し、怪しい動きがあれば合図をさせよう。アルセーヌ・ルパン、勝負だ!

工房横、倉庫:倉庫は真っ暗だ。窓もない。侵入は不可能だろう。

【他、館内の施錠確認後ポインターに話しかける】

レ|すべて点検してきた。侵入口はない。

ポ|ふーむ…頼みますね…館内の地図をお渡しします…警部…

レ|あとは夜を待つだけだ。

【場面変わり、レストレードと2人の警察官】

レ|さて、支配人と助手は帰った。ここから絵画を盗もうなんてナンセンスだ。準備万端、ルパンは我々の手の中だ!
私は正面の鍵を閉めていく。ジェフリーはトラファルガー広場で警備だ。署はすぐそこにある、何も問題はない。
工房の扉は施錠したが、必要なら開けられる。屋根から見つからないよう、灯りは消しておくのだ。
ロックハート、君はターゲットの絵画の近くに待機。何かあったら入口に降りてホイッスルを鳴らすんだ。壁が厚くて、入口からでないと音が聞こえん。
場合によっては発砲してもよい。が、外すなよ。絵画の1つにでも傷を付けたら末代まで借金を払う羽目になるぞ。
最後に、ランタンで対応するように。ガスは高すぎる。さぁ、仕事だ。明朝4時には帰れるぞ。

【深夜警備のシーン】

その夜…

謎の男|行くぞ、偏屈じいさん。まだやらなきゃいけないことはあるぞ。

【夜が明け221Bホームズとワトソン】

1895年7月15日

ワ|その通りだ、ホームズ。巡査がレストレード警部からの手紙を届けに来たよ。

ホ|悪い知らせだね。

ワ|そうだよ、ホームズ!間違いなく絵画が消えたんだ!現場は大騒ぎだ!僕らも行こう!

ホ|さて、ワトソン君。ゲームは始まった!

ワ|軍隊に警備の応援を頼んだ方がいいんじゃないか?

ホ|軍隊でもルパンを止められなかったよ。ただ、事件の背後にいるのは彼だと確信にいたったがね。これは警察の仕事だから、それは尊重されなければ。ワトソン君、馬車を捕まえてきてくれ。ビリーは病気だから頼めないのだ。僕はこの手紙を読み返しているよ。

ワ|昨日は医者で、今日は従者だよ!

美術館捜査編は次回へ


*追記とうんちく的な
・フランドル芸術とは現在のベルギーを中心としたフランドル地方の芸術のこと
・国立美術館は実際にあって、当時の様子と同じようにゲーム内も作られてるそうです
・見取り図と訳しているBlueprintとは、どっちかというと今の設計図のこと。昔は配るような配置図とかなかったんで、設計図を借りてる感じ。だから探すのに手間取ってる。




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